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せつなくて

2010.05.28
「せつなくて」 オフコースの作品。


高校時代の思い出の曲を久しぶりに聴いた。


高校三年生の秋。ある日曜日、自転車に乗って海を見に出かけた。

夏の喧騒がうそのような誰もいない海を見て、潮騒に耳を傾ける。

薄い雲は広がり、その切れ間から差し込む日差しが海の向こうに光の柱を立てる。


砂浜に座り、頭の中に流れていたのが、この「せつなくて」。

この曲を聴くと、いつも高校三年生の日々を思い出し、本当に切なくなる。


楽しい日々は無常にも過ぎ去り、卒業に向けて着々と色々なことが決まっていく。

決まっていないのは、私の気持ち。

「ちょっと待って」という言葉がいつも喉まで出掛かっていた。


就職も無事決まり、学校の授業も卒業に向けて和やかな雰囲気になる。

就職が決まる。

すなわち、就職が自分の夢と一致していなければ、夢を捨てろという意味である。

例え、明確な夢など持っていなくても。


そう、明確な夢を持っていなかった私にとっては、それは脅威以外何者でもなかった。

しかし、彼女は違った。

彼女には明確で現実的な考えがあった。


二人の間には、彼女が夏休みに県の研修生としてアメリカに行ってきてから、少しずつ心に距離ができていた。

そして、就職がその現実に追い討ちをかける。

先を見ようとしなかった自分とこれからのことを考えた彼女。


全く違う方向を見ていた二人に一緒に歩いていくという選択肢はなかった。

その想いを、海に捨てる。

恰好つけて言えば、そんなところだが。


降り始めた秋雨に濡れて帰る道。

歌のように、想いは海に捨てられないし、雨はせつなさを洗い流してくれなかった。





続く
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テーマ : 社長ブログ
ジャンル : ビジネス

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コメント

ありがとうございました。

コメントありがとうございました。
歌の選択が同世代を思わせます。

私自身の高校生活は無駄な3年間だったような気がします。
そうしてしまったのは紛れもなく私自身ですけど。
将来の夢も思い描けずまじめに考えたこともなかったあの頃です。
そして恥ずかしさだけが妙に記憶に残っています。
まったくダメな高校生でした♪

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